こんにちは お庭番です。
今日もさらに寒かったですね。道も少し凍っていたので、明日お出かけする方お仕事に行かれる方、余裕をもって出発してくださいね。
落葉樹の剪定期が始まりました。落葉樹の剪定は冬期に行うことが基本です。なぜなら落葉樹は冬期に休眠期に入り、樹液の循環・分泌が抑えられるからです。しかし、落葉樹も樹木によって冬期の剪定期が異なることがあるため注意が必要です。
例えば、エゴノキであれば11月下旬~2月中旬、カツラであれば1月上旬~2月中旬、カエデであれば12月上旬から2月上旬までとなります。
大切なお庭の木ですから、しっかりと適期を選んで剪定をしましょう。
【撮影場所:木村植物園 ムクゲ(落葉樹)の生垣】
今回は特に、カエデを植えられている方へお伝えしたいと思います。
カエデは落葉樹であり、冬期に剪定を行います。しかし、気を付けなければいけないことがあります。それは、カエデは活動期に入る時期が早いということです。そのためカエデの基本とする剪定時期は12月上旬~2月上旬頃までとし、それ以降の剪定は避けます。
活動期に入ってしまった落葉樹を剪定すると、切り口から樹液が溢れ、流れ続けてしまうことがあります。その分病気の感染の可能性が高まります。また太い枝の切り口には必ず癒合剤などを塗って保護をしておきましょう。
癒合剤とは剪定後の切り口の癒合を促進させるものです。
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(癒合前:剪定直後) (癒合組織形成後)
直接切り口に塗布してください。トップジンMペースト、キニヌールなどがあります。
冬期は落葉樹の剪定時期です。しかし樹木によってはカエデのように活動時期に入るのが早いものもあります。ご心配な方はお早めに剪定を終えることをおすすめします。
ご自身で剪定するのは難しいという方は、お気軽にお庭番までご相談くださいね。
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