こんにちは!
お庭番です!
もうそろそろどんぐりの季節ですね!
一心不乱に拾い集めて両親に見せて褒められて次の日虫が出てきてお母さんに捨てられるまでがどんぐり拾いの醍醐味ですね!
どんぐりの成る木はいくつもありますが今日は街路樹などでよくみかけるマテバシイについてご紹介させていただきます。
マテバシ・・・ブナ科の常緑高木
実は9~11月、剪定は3~4月頃
日本固有種で本州の房総半島の南端、紀伊半島、九州から南西諸島の温暖な沿岸地に自生します。
待てばシイのようにおいしくなる、または葉の形がマテ貝に似ているなど名前の由来は様々ではっきりとしたものはないようです。
実はタンニンをあまり含まないため、アク抜きを必要とせず、そのまま炒って食用になる。粉状に粉砕してクッキーの生地に混ぜて「縄文時代のクッキー」として味わうこともできる。
栄養価に富み、68%が炭水化物、18%が脂肪、6%がタンパク質で、アミノ酸やビタミンA、Cを多く含む
『アコニック酸』という成分も含み体内に蓄積された重金属などの有害物質の浄化・排出を促すデトックス効果があるといわれています。
病害虫に強い木ですが大きくなる前にはカイガラムシ、アブラムシなどが付くこともあります。
どんぐりは何所にでもありますし実生で生えることもしばしば・・・
大きくなると10mを超すこともあります。実生で出るものは好き勝手に生えますからコンクリートを浮かしたり通行の邪魔になったりすることもあります。
伐採、伐根は早めがお安いですよ!お困りの際は是非木村植物園にご相談ください!