こんにちは
お庭番です。
今回は日本で古くから親しまれているイチジクをご紹介します。
イチジク（日本種）
クワ科・イチジク属・落葉高木
樹高：2～3ｍ
収穫期：8月下旬～10月下旬
植付から収穫までの期間：2～3年
肥料：12月に有機質肥料、2月に速効性化成肥料
イチジクはそのやさしい甘さが人気のひとつかと思いますが、栄養面でとても頼りになる果物でした。
イチジクに多く含まれる「ペクチン」はリンゴなど柑橘類に含まれる食物繊維の一種で、便秘だけでなく下痢も改善し、その予防の効果もあります。
またイチジクには「フィシン」というたんぱく質分解酵素が含まれていて、消化の働きを活性化し、サポートしてくれる効果があります。
ほかにも、
・目の疲れ
・身体のむくみ
・高血圧
・貧血
などさまざまな身体の不調に効果があるようです。
イチジクは一本で結実させることが可能です。また日当たりさえ良ければ鉢植えでも簡単に育てることができます。
注意が必要なのはカミキリムシの幼虫（テッポウムシ）です。
カミキリムシは樹勢の弱くなった木に産卵する傾向があるので、肥培管理などで樹勢を強くすることが予防になります。またスミチオンなどの薬剤を定期的に散布し、成虫を寄せ付けないことも大切です。
また剪定ですが、イチジクの樹液でかぶれる可能性があるので直接樹液が肌につかないように気を付けてください。
お庭番ではイチジクの植付・剪定承っております。
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