こんにちは
お庭番です。
登山やハイキングをして「元気になった!」という方が多いように、自然には人を元気にする力があるようです。
そんな山々の自然、とまではいきませんが、ご自宅のお庭でも自然のパワーに触れて元気をもらうことができます。それがガーデンセラピーと呼ばれています。
また、アイディア次第でどんな自然も再現できます。
果樹や野菜を育てて小さな畑をつくってもよし、雑木をたくさん植えて、まるで山の中の一角のようなお庭をつくってもよし、考えるだけでもワクワクしますね。
そんな素敵なお庭にぜひ仲間に入れてほしい樹木をご紹介します。
ノウゼンカズラ
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属
落葉つる
原産地:中国
最近よく見かけるノウゼンカズラは、6~8月頃開花します。日当たりのよい場所を好み、日陰では花つきが悪くなります。
放任すると横に広く伸長するため、フェンスやパーゴラ(藤棚でよく使われている、天井のつくりが植物が垂れ下がれるようになっている木製の枠)、他の幹の太い樹木に絡ませるように誘引します。また適宜剪定をして、栽培範囲から出さないようにすることが大切です。
害虫:新梢でのアブラムシの被害があるため、被害が大きければ薬剤散布をします。
基本の剪定:1月中旬~2月 細かい枝をすべて切り落とし、太い枝は切り戻します。
幹の途中から出たつるやひこばえは切り取ります。花後には、花枝についた葉をすべて切り取ります。
ノウゼンカズラはとっても丈夫な植物です。お家で枯れてしまったというお話はあまり耳にしませんので、はじめての方でも安心して育てられるかと思います。
ぜひお庭で育ててみてくださいね。次々と咲く大ぶりの花に、元気を貰うこと間違いなしです。