こんにちは
お庭番です。
ガーデンセラピーはお庭から元気をもらい、毎日をいきいきとして過ごすための園芸療法です。
お庭から元気をもらう方法はさまざまですが、今回は植物が与えてくれる生命の感動について注目したいと思います。
植物はさまざまな感動を私たちに与えてくれます。特に花や緑の芽吹きは見る人の心を揺さぶり、時には涙を流すほどの感動を与えてくれます。
わたしが最近植物に感動したことは、ほとんど枯れてしまったルバーブが(これはハーブの一種ですが)、1か月後旺盛にその葉を伸ばし育っていたのを見た時です。周りに人がいる手前我慢しましたが、1人であれば泣いていました。
植物は四季やその成長に合わせて私たちに様々な変化を見せてくれます。
ぜひお庭に一つでも良いので植物を植えて、毎日の小さな感動を積み重ねてみて下さい。
植物の生命力が、私たちに生きる元気を与えてくれます。
今回は、実は梅雨の季節に美しい花を咲かせるナツツバキをご紹介します。
分類:ツバキ科ナツツバキ属の落葉性高木
原産地:本州・四国・九州
開花期:6月
樹高:6~15メートル
梅雨のころに白一色の花を咲かせます。
花は短命の一日花で、灰褐色の樹皮も美しく(すべすべしています)、秋の紅葉も味わいがあります。
植え付け:2月中旬~3月中旬及び11月下旬~12月が適期
剪定:ナツツバキは大きくなるので剪定がかかせません。
大きくなってから強く切りつめると枯れこみが生じるので、ちいさいうちから伸びを抑えていくようにします。
コンパクトに維持するポイント
庭植では、冬の間に適切な枝抜き剪定を行い、生長を抑えます。
ツバキ科の樹木はチャドクガが特につきやすいです。
防虫対策をしっかり行い、梅雨時のナツツバキの美しい花を楽しんでください。