おはようございます お庭番です
関東もいよいよ梅雨明けし本格的な夏ですね
お庭を回っていると植木の高さを低くしたいといった要望をお聞きします。
具体的には
こんな木を~
こんな風にしてほしいといった内容です。
梅雨の時期は、植木の成長は一段とUPしており少しほおっておくとすぐに背丈が伸びてしまいます。
お客様も木の成長に追いつかずお手上げになってしまうのですね
しかし!
今の時期、高さを詰めるのはちょっとまってください
なぜかというと
植木は冬にためておいた栄養を梅雨明けまで一気に使います。
夏の暑い時期は栄養を使い切って木は梅雨までに茂らせた葉で守ろうとします。
その大事な葉を取ってしまうのですから大変です。
強い日光は幹にも当たり本格的に弱ってしまいます。
具体的には葉が黄色くなる、枝の切り口が腐ってくるなどです。
ではこうならないためにいつ切ったら良いのと聞かれます。
植木の適期は大きく分けて2つあり
★落葉樹 12~2月
★常緑樹 3~4月
が良いでしょう。
木によって適期は異なりますが大概は↑に当てはまります。
植木の管理を考えると前もって計画を立てておくことが大事ということに気が付きます。
夏に茂ってしまうことを予想して春に剪定をしておく、やはり行き当たりばったりはよくありませんね
そんなこんなで高さを詰めるなら今の時期は我慢してもらい冬にばっさり切ることをおススメします