こんにちは!お庭番です!
緑繁る夏ですが、先日クスノキが夏なのに大量に葉を落としているとお客様から相談を受けました。
現地に行ってみると写真の通り、葉が落ちて樹冠が透け透けになっていました!
調べてみたところ、海外から入ってきたカメムシが原因のようです。
ということで、今日はクスノキにつく外来カメムシ、クスベニヒラタカスミカメについて紹介します!
(左:成虫、右:幼虫)
クスベニヒラタカスミカメは体長1cm満たない小さなカメムシで、2015年ごろから近畿地方を中心に発生しており、最近では関東でも被害が見られ始めています。
このカメムシはクスノキの葉の汁を吸い、葉柄に卵を産み付けます。吸汁された部分は茶色く変色し、卵を産み付けられた葉は落葉しやすくなります。
クスノキが異常な落葉をしている場合クスベニヒラタカスミカメの可能性もありますので葉っぱの裏などよく探してみてください。
まだまだ日本に侵入して年が浅いため、有効な薬剤も十分調べられておらず天敵もいない状態ですが、
既存の薬剤でも効果があったという話も聞きますので今回はカメムシに効果がある薬剤を散布して様子を見ていきます!
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