こんにちは!
お庭番です!
今日は紅葉のきれいなアオダモについてご紹介いたします。
○アオダモについて
アオダモのアオの由来は雨上がりに樹皮が緑青色になること、枝を水に浸けて暫くすると水が青い蛍光色になること、高級感を出すために黒墨に加えて青墨を作るための着色剤として利用されたこと、青い染料に利用されたことが由来だとされています。日本では北海道から九州までの山地に広く分布し、朝鮮半島にも自生し、街路樹や公園木として植樹されることも多いです。質は堅く強いが粘りがあるため曲げることができ、このような特質を生かしてさまざまな用途で使われています。
日本では木製のスポーツ用品の材料、とくに野球で使われる木製バットの原料として知られています。他にスキー板やテニスラケットなどにも使用されます。日本でのバット材としての需要は年間20万本以上あり半数は輸入材で国産材のほとんどはアオダモで計画的な植林・伐採が行われなかったことから、バットに適した高品質な材の確保が困難になっています。2000年には行政、野球関係者、バット生産者が一体となってアオダモ資源育成の会が発足、資源を確保するための取り組みが行われています。
○アオダモの手入れ
6月前後に花が咲き、雌雄株があれば秋に実がなります。大きくなってくると幹にシラカバのような白い模様が現れるのも人気です。シンボルツリーとしてもよく植えられ、北海道でも自生するので寒さに強く乾燥に強いので、庭植えにした場合は、降雨だけで十分育ちます。根本に雨が当たらないような場所に植えた場合は、土が乾いていたら水をやるようにします。土が濡れていたら水は控えます。葉のある時期に植えると根が整う前に猛暑がやってきて、乾燥に耐えきれず葉っぱが黒く変色してきます。そうなったら株の根の周囲に腐葉土を混ぜて蒸発を防ぎ、アオダモ全体に水を掛けて水分蒸発と高温を防ぎます。
動物も植物も乱獲されると文字通り根絶やしになりかねません。環境に配慮した生活はただそれだけできもちがいいものです。
木村植物園は環境に配慮した運営を行い環境分野でのISOも取得しております。皆様と末永く緑を楽しめるように今後も努めてまいります。
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