こんにちは!
お庭番です!
柑橘類の剪定時期は3月です!と紹介させていただきましたが肝心の剪定のやり方が分らないという方も多いとおもいます。今日は剪定のやり方の基本をお教えします!
柑橘類の剪定では開心自然形と呼ばれる日光を沢山取り込める形に仕上げるのが一般的です。
この形を作り方は
まず植付けた苗木を上にではなく横に伸ばすために1/3程度の位置で幹を詰めます。
2年目には主となる枝を決め横に広げていきます。この際翌年の春、昨年の夏に伸びた枝の先端を切り詰めてヒモや支柱を用いて水平方向に開き固定します。
3年目に去年広げた枝から延びる枝が出てきます。後々この枝に実が付きますので残しつつ込み入った部分の枝を付け根から詰めます。
(出典;家庭果樹育て方、剪定のコツ 著:高橋栄治)
この剪定方法はあくまで順調に育成した場合の手法です。病害虫や日照、気温等で育成が順調でない場合、剪定が大きなストレスになり枯死する危険があります。
最終的に半円状に広がるように仕立てましょう。広げた枝が徒長したり庭のサイズに合わなくなったら広げた枝を詰め実のなりやすい広げた枝から延びる枝と交代させ古い枝の更新をしましょう。
上から見たときに枝葉がなるべくかぶらないようにして沢山太陽を浴びられるように残す枝を選びましょう。
因みに、柑橘類のトゲは生育に影響しませんので小さいお子さんや犬がいて心配という方は切ることをお勧めします!
また既に大きくなってしまったという株も、手順をきちんと踏めば少しコンパクトにすることができます。
次回はそのやり方をご説明します!
今回も少し難しかったかもしれません( ^^) _旦~~
しかし前回もいいましたが剪定をし風通しを良くしてあげることで虫や菌の住みにくい環境が作れます。見た目に綺麗なだけでなく木の健康の為にもキチンと剪定しましょう。今回の記事は難しくてわからなかった、こんなにいろいろ考えながら木を剪定するのは面倒という方は木村植物園にご相談ください!剪定のプロがしっかり剪定いたします!
★施工例紹介
移植、枝おろしの時期ですね。木村植物園では剪定に限らず幅広い要望にお応えしています。
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柑橘類の手入れ④はこちら
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