神奈川県小田原市 K様邸
工期:
30日間
Storyストーリー
ナチュラルモダンな雰囲気の新築外構・お庭の一式をご依頼いただきました。お庭面は交通量の多い通りに面しており、そこからの目隠しを違和感なく入れ込むことがポイントでした。
Conceptコンセプト
お庭のメインにはイロハモミジ、アオダモ、ソヨゴの植木を配置。目隠しも兼ねますが、一番は何といってもその樹形のきれいさ・ダイナミックさがポイントです。特にイロハモミジは樹形を選び、片流れになるように斜めに植え込みをしています。自然に見え、下を通れるようなアーチ型に。お庭との仕切りは縦格子のアルミフェンスでダイナミックに仕上げています。縦格子のため、正面からは風通し日当たりも良いですが、斜めからの視線は壁のようにしっかりとカットしてくれます。アルミの目隠しの無機質さは植木のナチュラルさと相性がとてもよく、お互いの良いところを引き出してくれます。
K様も朝お家の窓から眺めるこの景色がとても気に入っているとのこと。撮影時は紅葉が始まっていて色合いもきれいでしたが、落葉後も枝張りがはっきりと見え風情を感じることができます。門周りもアオダモとイロハモミジの組み合わせです。建物に負けないように袖壁を大きくとり、ポストや表札・インターホンカバーも極力ノイズを消せるようなシンプルなものに。全体的にシンプルモダンな仕上がりになりました。
Pointこだわりポイント
アーチ型のモミジ。
お庭への入り口は出迎えのモミジ。本来モミジは渓流に這うように横流れに成長していきます。お庭の中でも自然に近いような植え方、配置をしてあげると雰囲気が良くなります。
門周り。
門周りにもバランスよく植木を配置。1本~2本でもお家の印象をがらりといい方向に変えてくれます。
門周り2。
塗り壁ですが、笠木を付けることにより雨だれを軽減。ポストや表札も少しのことですがこだわりが光ります。
門周り3。
ぐり石でロックガーデン風に。高低差を付けるとこれもまた自然な雰囲気になります。
お庭の目隠し。
連続して大きいものを付けると単調になりがちですが、この縦格子に関してはダイナミックさがでてとてもおすすめです。