ガーデンセラピーで健康な暮しを 芳香療法
ガーデンセラピーとは、人の健康に対する庭の有効性を改めて確認し、庭との様々なかかわりで心身を整え、自己治癒力を高めながら健康な暮らしと健康寿命の増進を実現する各種療法の総称です。医療行為にも含まれますが、それ以前の予防的な効果に大いに期待できます。そして何よりも、社会に蔓延するストレスを軽減する効果が大きく見込まれるといわれています。
ガーデンセラピーには、6つの療法があります。間接的には動物療法(アニマルセラピー)なども含むとさまざまな療法がガーデンで体感することができます。それぞれの療法がくらしの中で自然に行えるような空間を創造していくことが望まれています。
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芳香療法(アロマセラピー)
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芸術療法(アートセラピー)
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森林療法(フォレストセラピー)
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食事療法
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園芸療法(ホーティカルチュアルセラピー)
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住まい方療法
上記の中からお客様へ提案させていただくことができる内容について、いくつかご紹介したいと思います。
✿芳香療法(アロマセラピー)
花や木など植物が放つ香りを利用して病気やケガの治療、予防、健康増進、精神的な癒やしなどを図る療法が、「芳香療法」です。ガーデ ンセラピーのなかでも最も重要な療法といえます。
それでは、香りを放つ植物にはどのようなものがあるのか。お客様のお庭づくりの参考となるよう、樹木を中心にご紹介します。
◆香りのある樹木
【落葉広葉樹(中木 概ね2~5m、高木 概ね5m)】
ウメ(中木)
エニシダ(中木)
カツラ(高木)
コブシ(高木)
シナノキ(高木)
ハクモクレン(高木)
ライラック(中木)
【常緑広葉樹(中木 概ね2~5m、高木 概ね5m)】
キンモクセイ(中木)
ギンヨウアカシア(中木)
ゲッケイジュ(中木)
タイサンボク「リトルジェム」(中木)
ユズ(高木)