最近の昼休みはガーデン倶楽部でのお散歩が日課、新人植木です。
実は入社前からお野菜を買いにきたり、新人研修でもお世話になっているガーデン倶楽部。
視覚的に華やかで香りも豊かな花苗売り場はもちろん、風が吹く日には植木売り場の爽やかな葉擦れの音や、鳥の声も聞こえてきます。
研修中は主に野菜苗売り場を担当させていただき、お手入れで触る植物や土の感触、とれたての野菜のみずみずしさも味わうことができました。
勉強させていただいているうちに自分でも育ててみたくなり、現在はミニトマトやハーブ類など家庭菜園にも挑戦中です。
そんな風に毎日緑と触れ合う生活をしているのですが、最近あることに気が付きました。
そういえば最近、なんだか調子がいいな、と。
皆さんは、学校のクラス替えやバイト・仕事の初めたての頃など、何か周りの環境が大きく変わる時期にストレスで体調を崩されたことはございませんか?
4,5月は気温差も激しく、新しい環境と相まって風邪気味になったり、なんだかだるい、しんどい、という状態が現れるのではないでしょうか。
かくいう私もまさにそのいい例で、ここ数年は毎年この時期には体調を崩しがちでした。
ところがどっこい。
ここに来てからはなんだか調子が良く、体調を崩していないんです。
これも毎日カラフルなお花を眺めることができたり、自然の中で暮らしているからでしょうか。
入社前は、社会人になったら仕事のストレスでつぶれてしまわないか、特に始めたては体調を崩さないか心配でしたが、むしろ今は学生時代よりも心身ともに健康かもしれません。
このように、お庭(植物)と関わる中で五感が刺激される様な体験をし、心や体を療養することをガーデンセラピーといいます。お庭で植物と関わるなら園芸かしら、と思われるかもしれませんが、ガーデンセラピーは園芸療法を含む6つの療法の総称です。
前述の私の体験談であれば、園芸療法(野菜苗のお手入れやベランダ栽培)以外に、芸術療法(自然の美しさに感動すること)や芳香療法(アロマセラピー:花苗売り場の芳香)、食事療法(育てた野菜を食べる喜び)あたりが当てはまるかと思います。また、緑に囲まれた会社で働けていることやガーデン倶楽部でのお散歩は、住まい方療法・森林療法に通づるものがあるかもしれません。
現在展示場では樹齢5年目のバラが見ごろで、散り始める前の花びらを集めてバラ風呂にするのが休暇前の楽しみです。見た目も香りもよく、手間いらずなモリナール。もしかしたら売り場には数がないかもしれませんが、お買い物の際などにぜひ展示場にお立ち寄りいただき、華やかな香りをお楽しみください。