この頃朝方が少し涼しくなってきましたね。
ガーデン倶楽部に入荷する植物も秋の気配が漂ってきました♪
今回紹介するのは、秋の実物の代表的な『紫式部』です
※メルマガを見ていただいた皆さん、写真の正解は「紫式部」でした!マクロレンズで写真を撮るとまた違う発見がありますね(*^^*)
源氏物語の作者、紫式部との関係は?
あのベストセラー作家、紫式部と同じ名前の植物
名前の由来はどっちが先なの?と気になるところですよね。
植物の紫式部は後からつけられた呼び名です。
紫の果実を「源氏物語の作者、紫式部」に見立てたそうで「実紫(ミムラサキ)」という別名も持っています。※諸説あり
とは言え日本原産の植物で昔からあるので、もともとは「玉紫(タマムラサキ)」と呼ばれていたようですよ。
写真のように白い実をつけるものもあり、こちらは「白式部(シロシキブ)」と呼ばれています。
ちなみに欧米では実の美しさから「ビューティーベリー」と呼ばれています。
ムラサキシキブの真実
日本庭園など、庭園に植えられている紫式部は、実は「小紫(コムラサキ)」といわれる園芸品種だそうです。
・・・!?
本来の紫式部は高さ3㍍にもなる樹木ですが、「小紫」は高さ1㍍ほどの枝垂れる、風情ある低木です。
ガーデン倶楽部に入荷している紫式部も、厳密にいうと「小紫」ということになります。
でもやっぱり紫式部といえば枝垂れて紫の実がなる、アレですよね(*^^*)
見逃すことも多いのですが、夏にはピンクのかわいらしい花が咲きます。
紫式部の楽しみ方
紫式部はお庭に植えても、鉢に植えても、切って飾っても楽しむことが出来ます。
ガーデン倶楽部には紫式部にピッタリな和風の鉢や一輪挿しなどもありますのでぜひ合わせてご覧ください☆
秋らしい鉢植えを一つ、いかがですか?