ハーブ倶楽部9月は、ハーブガーデンのレモングラスを使った蒸留と、アロマストーン作りを行いました☆
レモングラスの蒸留
まずはハーブガーデンで収穫したレモングラスを、蒸留器を使って蒸留しました。
今回は精油や芳香蒸留水がどうやってできるのか、作るのかを見よう!という事で蒸留をさせていただきました。
蒸留の目的は主に、精油(アロマオイル)を採ることと、芳香蒸留水(フローラルウォーター)を採ることです。
お酒を飲む方はピンと来るかもしれませんが、蒸留をすることで精度を上げていきます。
(お酒なら度数を上げる目的で。ハーブの場合は香りや成分をより高く。という感じですかね~)
なかなか蒸留器で蒸留する様子を見る機会はないと思うので、少しでも「なるほど~」と思っていただければ嬉しいです。
蒸留器の中にはお湯とレモングラス(この日は800g使用)が入っています。身近なもので例えると蒸し器のような感じです。
そこからガラス管に蒸気が入り、水が循環しているガラスの冷却管で蒸気が冷やされ、液体になります。
この時に「水」の部分と「油」の部分に分かれます。※この辺りは科学みたいな分野になるのですが、沸点の違い等で水と油に分かれます。
セパレート管と呼ばれるガラスの部分で「油」(精油)が浮いて、「水」(芳香蒸留水)は下にたまります。
上に浮いた部分が精油なので、これを水と混ざらないように採取します。ここがなかなか難しい気がします・・・
ちなみに800gのレモングラスから採れた精油は3mlほどでした~
アロマストーンも作りました
蒸留の待ち時間にアロマストーンも作りました。
石膏を蓋つきの缶に流し込みました。固まるまでに少し日数がかかるので、アレンジ用のドライフラワーは選んでいただき、後日、石膏が完全に固まったらアレンジを楽しんでいただく仕様でご用意させていただきました。
今回蒸留で採れた精油は、小さなアロマストーンを作り、そこに垂らして香りとともにお持ち帰りしていただきました☆
芳香蒸留水もお試しでお持ち帰りいただきました。
アロマストーンは私も自宅で使っていて、小さなお子様やペットが心配でアロマオイルが炊けない方におすすめです。火を使わず香りが楽しめるのでとってもいいですよ~。ちなみにベッドサイドに置いて寝る前にいい香りを楽しんでいます。
アロマストーンはご自宅でも簡単に作れるのでぜひやってみてくださいね☆