剪定について
カキの実も熟しはじめ、庭木の落葉樹は葉が落ち始め、冬支度の準備にかかります。 今回は生垣と花木の剪定の話
花木の剪定
秋の剪定は花芽の出来ている木々は注意しないと花芽を落としてしまいます。 早春の花を美しく咲かせるように、形を切りそろえるくらいに・・・とびをつまむ程度にしましょう。 また、秋の紅葉を美しくするため、この時期の落葉広葉樹の施肥は控えてください。施肥される場合は、寒肥として冬に、あるいはお礼肥として花後に施肥してください。
生垣の止め刈り
生垣は夏の間に刈り込んでおけばかなり整形を保っていますが、秋の間にも少しは伸びますので、この月の下旬くらいに最後の化粧刈り込みをしておきます。
低木の刈込
春に開花する庭木は大体今月中にはもうみな花芽を付けていますから、刈り込むことによって花芽がなくなってしまいます。特に枝の先端に花芽を付けるサツキ、ツツジ類、ジンチョウゲ、ツバキ、サザンカなどはいけません。ユキヤナギ、レンギョウなどは枝にびっしりと花を付けますが、刈り込むことによって花数が減ってしまいますので、やはり飛び枝だけを抜くのがよいのです。