今回は平塚市在住の尾崎様邸へお邪魔しました。
尾崎様は年に一度、ご自宅のお庭の植栽管理に入らせて頂いております。
尾崎様は尾崎牧場と名付けた牛舎を構えられている酪農農家です。今回は牛舎の方にお邪魔しまして、お話しを伺いました。
まず驚くのが牛舎前に並ぶ圧倒的な数のお花たちです。数百株のポーチュラカが来訪者を迎えてくれます。一瞬なぜこの田んぼの真ん中にお花屋さんが?と目を疑う光景があります。ご主人が通行される人や訪れる人に喜んでもらうために、植えているそうです。
そのほかにも酪農農家のイメージアップという面でも、重要だとおっしゃられます。
農家全体でも、その絶対数は減り人工減も顕著になっている昨今情勢もありますが、酪農農家も多分に漏れず、やはり就農される人の数は年々減少している状況があります。
どうしてもイメージ的には厳しい職業だというものがぬぐえないというのが現実としてあります。そのイメージをアップさせ少しでも就農する若人を増やそうと取り組んでいるとの事です。
牛舎はとてもきれいで、匂いもほとんど気になりません。驚くのはそのシステムです。
糞の処理や搾乳はほぼオートメーション化され、重労働のイメージを感じさせません。
酪農の世界もここまでの進化があるのだと、驚かされました。
きれいな牛舎にお花屋さんのような表構え。今までの酪農のイメージを払拭するに十分な清潔感と爽やかさがあります。さすがですね。
そのほか、驚かされるのは入り口に置いてある大きなカボチャ。これも畑で栽培されています。これだけのカボチャを畑から運び出すのは大変だそうで、足元のツルを折らないように人力で担いでださないといけないのです。なかなかの困難な作業ですね。そんなことも顧みず、楽しんでもらうためには労をいとわない、尾崎様の人間性を垣間見る部分ですね。
このように地域に開き活動される姿は本当に頭が下がります。
近所のつくし幼稚園からは毎年牛舎の見学に園児たちが来られるようです。このようなきれいな楽しい牛舎なら安心して幼児でも見学できますよね。きっといつか牛さんの世話をしたいという将来の夢を持つ子が生まれるはずです。楽しみですね。
今回は急なお願いにも関わらす、快くご対応頂きました尾崎様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。今後もお手伝いさせて頂きます。